一人夜の街
歌舞伎町、そこは欲望が入り乱れる街。
歩けばキャッチから声をかけられ、夜の予定を聞いてくる。
私は、この夜の街が好きだ。
純粋な男と女の欲望のみが支配するこの街を私は性懲りもなく闊歩し続ける。
ある日の夜。
仕事帰りにふらっと立ち寄った街で
『キャバクラ』に行った。
普段は、抜きやオッパイに直行だが、今回だけは違った。
ただ女の子と飲みながら話がしたい。
そんな気分だった。
風林会館にほど近いその店に吸い込まれるように私は足を運んだ。
白いロングドレスに身を包み、彼女は現れた・・・。
八頭身もあるスラっとしたボディ、端整な顔立ち・・・。
まるで芸能人かモデルのようなその出で立ちに、私は吐息を漏らした。
何年ぶりだろう・・・一目惚れだったと思う。
さすがプロ、話が弾み延長に次ぐ延長で、時刻は朝の4時。
さすがに長居しすぎた・・・。
渋々彼女と別れを告げて、そのまま出勤する。
また、私はこの街に足を運ぶのだろう・・・
それが、私の生きる糧となるのだから・・・・・・。